トップページ >> 社長のコラム >> ビジネスの視点 >> 「ドロップシッピング」って儲かるの?
「ドロップシッピング」って儲かるの?
「ドロップシッピング」ってご存知ですか?米国で浸透してきている新たなネットビジネスの手法です。
「ドロップシッピング」とは、在庫や倉庫を持たずに他人の商品を自分の商品のように販売する方法のことです。
言葉は新しいのですが、しくみ自体は特別新しくはありません。
普通の商店が商品を仕入れて、自分のお店で値段をつけて販売することを、ネット上で行うことです。
ネット上で、商品を仕入れて販売する「アフィリエイト」と似ていますが、違いは、アフィリエイトは販売価格と商品が決められている点です。
「ドロップシッピング」は、仕入れた商品に自由に価格設定ができることとオリジナル商品を販売できる点で、自分が販売の主体になることから、「小売店」と「アフィリエイト」の中間的位置づけになります。
在庫を持つというリスクがなく、かつアフィリエイトのような販売価格に対する手数料より儲け幅があると一見思われがちですが、やはりリスクはあります。
1.クレーム処理や商品に対する問い合わせは、通常販売店に行くのが当たり前ですよね。前述した「ドロップシッピング」では、商品に対する問合わせやクレームが来た場合、実物を見たことがないし、在庫がないため、クレーム対応ができないのです。
2.受注仕入れのため、大量仕入れができない分、仕入れコストを下げることができません、粗利が低くなってしまいます。粗利をカバーしようと販売価格に転嫁すると買ってくれません。
3.素人がいきなりサイトをたちあげても、顔が見えないショップでしかも価格が市場より高ければ購入するでしょうか?
4.在庫はありませんが、販売という点ではマーケティングの知識が必要です。
アフィリエイトもドロップシッピングも共通していることは、業界やメディアが言葉を先行させ、これは儲かるというイメージを作りあげていることです。
よく考えていただきたいのは、仕入れ価格を下げることなく商品が売れて一番儲かるのは誰でしょうか
メーカーの販売戦略に消費者が一役買われているのではないですか?
いずれにしても、「ドロップシッピング」はこれから日本で注目を浴びるでしょう。
何事も実行してみなければわかりません。もし、私が実施するのであれば、市場に出回っていないような価格がわかりづらい商品を扱います。価値観は人によって千差万別ですから、「えー」って思うようなものが売れることがあります。
ネット上での口コミは早いので、一攫千金も夢ではないかも。儲かっている人がいたら、教えて下さい。
言葉だけではわかりづらいので、興味のある方は、「電脳卸ドロップシッピング」のしくみを見るとよいでしょう。



